私の知り合いが北海道に住んでいるのですが、今、雪虫が大量発生しているようです。
雪虫とは?
雪虫とは、アブラムシの仲間で大きさは5ミリ程度。体が白い綿で覆われているように見えます。「トドノネオオワタムシ」というのは、正式な名前のようです。
アブラムシは普通、羽根はないのですが、越冬する頃には成虫に羽根が生えてくるようです。
とても小さいので、飛んでいても、ふわふわと風になびいてしまうようで、雪のように見えるとか。
一見すると、綿をまとっていてかわいくも見えますね。
大量発生する原因とは?
北海道では、10月の終わり頃に雪虫が出てくるようです。気候などにもよるようですが、近年では大量発生することが増えているようです。
こちらは、2011年に大量発生したときの映像です。
映像で見る分にはキレイとも思えますし、妖精とも呼ばれているとか。
その場にいたら大変ですね。
気温がある程度高いと、越冬前に産卵するために大量発生するようです。雪虫が発生するのは1週間ほどで、北海道では雪虫を見ると、そろそろ冬になり、本当の雪が降ってくると感じるようです。
北海道に行く時に注意すること
この時期は、寒くなる前の時期ということもあり、紅葉の時期でもあり、北海道へ旅行へ出かける人も多いのではないでしょうか。
私も、北海道へ行ってゆっくりと紅葉を見て、おいしいものを食べたいと思っているところです。
しかし、雪虫の大量発生に遭遇しては大変です。万一でも遭遇したときのために注意しておきたいのは、服装です。
毛の服を着ていると、雪虫がくっついてなかなか取れません。つぶれてしまうと、油が出てきますので、大変。
アウターはニット系のものにしないで、スルスルした生地のものにした方がいいですね。
あと、髪の毛に付かないように気をつけたいですね。
対策を練ってから、旅行に出かけましょう。